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一般倫理研修

  • 執筆者の写真: Taishi Tanaka
    Taishi Tanaka
  • 2023年9月7日
  • 読了時間: 3分

昨日、日本行政書士会連合会中央研修所主催の「一般倫理研修」をVODにて受講しました。

「一般倫理研修」は受講が義務化されている講習となります。

この講習を受けていなければ「職務上請求書」の払出ができなくなります。


「一般倫理研修」を受講し、終了後にテストを受けて合格し、修了証を発行してもらえる、という流れとなります。

そして、その修了証を持参して、単位会に払出の申出をすることで、ようやく「職務上請求書」を払出してもらえるという流れとなります。




以前にも紹介させていただきました「コンプライアンス研修」の修了証とほぼほぼ同じデザインの修了証となります。

とりあえず、これで「職務上請求書」を入手することができるようになったので、ひとまずは一安心と言ったところでしょうか。


という感じで、「一般倫理研修」について紹介させてもらった訳ですが、そもそも、何故、このような研修が義務化されたかと言いますと、「違法行政書士の違法な職務上請求書の使用」がその背景に存在している、という事に起因します。

詳しく説明しますと、特定の人物の個人情報を取得する事を目的とした探偵から報酬を貰い、職務上請求書を用いて、特定の人物の住民票等の特定個人情報を官公署等から引き出していた違法行政書士が複数人居たということです。

同業としては何とも許しがたい事件です。


本来、行政書士とは、街の身近な法律の専門家として国民に寄り添い、その健全な日常生活の安定をはかることを職務上の目的とした職業であるべきです。

と言うか、そうしなければならない努力義務を課せられた、そういう立ち位置の職業であるにもかかわらず、違法に特定個人情報を引き出し、違法に報酬を得ていたと考えると、同業としては何とも気分の悪いことこの上ありません。


そういう背景があって、一般倫理研修を受講し、修了証を得た者でなければ職務上請求書の払出を受けることができなくなった訳です。

その研修の内容も「人権」をはじめとする道徳的な項目をメインとして構成されていました。

法務省の職員の方々、弁護士の先生、日本行政書士会連合会の先生方等、複数の先生による充実した内容の講義となっておりました。

全部で3時間オーバーの講習だったので少し眠くなりましたが(苦笑)




という感じで、今回は「一般倫理研修」についての記事とさせていただきました。

これからも、空いた時間があれば、中央研修所主催の研修を受け、更なる知識の向上に努めていこうと思っております。

その研修についてですが、無料のものから有料のものまで様々な研修が用意されています。

「全研修修了」を目標に頑張っていこうと思っております!

今回も最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。

 
 
 

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