開業当初の営業電話
- Taishi Tanaka
- 2023年7月5日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年7月22日

タイトルにもありますように、日本行政書士会連合会へ登録し、このホームページもそこそこのアクセス数に達した辺りで、ひっきりなしによくわからない携帯電話からの営業電話が掛かってくるようになりました。
「ひっきりなし」というのは大袈裟かもしれませんが、1日に10件以上の件数です。
数日が経過して多少は落ち着きましたが、まだ相変わらず毎日のように数件の営業電話が掛かってきます。
そして、その殆どの業者に共通している事が「アポイントメントを取る事に必死」という事です。
おそらく、アポを取って担当者へ仕事を回せば一定の評価を受けることができるシステムになっていると思われますが、まともに事業内容について話をしないで「お会いできる時間ございますか?」みたいな人ばかりなのには呆れてしまいました。
まあ、その殆どは適当に「暫くは不在です」と言って流しているのですが、「今後お会いできるのはいつですか?また後日連絡させてもらいます」といった感じで、切っても生えてくるトカゲのシッポのように執拗な内容の電話がその多くを占めています。
それらの営業電話に共通する内容をまとめますと『当社のネットワークで同業者の連携を強化する』『当社のネットワークを駆使してお客様を紹介する』『SEO対策を強化して集客を確保する』といったところです。
そして、おそらくですが、契約すれば月額〇〇万円の利用料を請求されるシステムになっているものであろうと予想されます。
わたしも、メインとしてはホームページ制作を始めとするウェブデザイン関係業務を行っておりますので、それらの業者の言いたい事と、仕事に繋げて利益を上げたいという気持ちは重々に理解しております。
ただし、SEO対策というものは本来、事業規模に合わせた適切なボリュームで行うのが原則とされています。
例えばですが、わたしのような個人でひっそりと開業しているような事務所に大量の仕事の案件をいただいても処理することはできません。
ですが、営業電話を掛けてくる業者の方々は「ドンドン仕事の電話が掛かってきますよ♡」といった内容の文言を矢継ぎ早に発してきます。
正直、ある意味同業者としての身であるわたしとしましては「あなたはSEO対策の本来の意味を知っていますか?」と問い正さざるを得ません。
すると、大体の方は黙り込み、電話終了、という流れになってしまいます。
こんな感じで営業電話を掛けてくる業者様の方々と日々格闘している状態が数日続いている訳ですが、わたしが思うに、もう押していく営業スタイルは今後は逆効果だと思います。
一昔前はインターネットもあまり普及しておらず、情報の収集も困難な状態でした。
しかし、現在では、インターネットで幅広く正確な情報を収集する事も可能ですし、必要なサービスを受けたいのであれば、こちらから業者を探して、数多くの業者を精査し、納得のいくサービスを提供してくれる業者に依頼する事が可能です。
そのような状況下で、正体不明の怪しい業者が前のめりになってアポイントメントを必死に取りに来る姿は、只々不審でしかないと言わざるを得ません。
という感じで、ひたすら愚痴をこぼすような醜い文章を羅列してしまい申し訳ありません。
この記事に文字をぶつける事で少し気分が和らぎました。
個人的な戯言を最後まで読んでいただいた読者の皆様には感謝しております。
追記させていただきますが、現在、突然にホームページ制作業務の案件が立て続けに複数入ってきております。
そのため、ホームページ制作に係る取材・出張の為、不在の日が続くかと思います。
行政書士業務の依頼は当然にお受けしますが、対応や業務の完了に多少の時間を要する可能性があります。
予めのご了承とご理解の程、よろしくお願い致します。
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